アメリカの10年ぶりの利下げに思うこと

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アメリカが10年ぶりとなる利下げを行いました。景気後退はしていませんが、予防て切り下げとのことです。イエレン前FRB議長も”私も小幅な利下げに動くだろう”といっているそうです。

しかしFRBの利下げとその後の声明を受けて市場は下落という反応を示しました。0.25%の利下げは予想通りなのですが、その後の利下げに言及しなかったことが原因のようです。

現FRB議長のパウエル氏はエコノミストではなく弁護士だそうです。なんか市場との対話が下手な感じが否めません。

FRBの利下げの後、雇用統計があり、それらを受けて市場が今後予想する利下げ確率は9月18日のFRBでの0.25%利下げ確率は99.6%です。

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10月30日のFRBではさらに0.25%引き下げる確率が54.2%もあります。

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2019年12月11日のFRBの時点では現在より0.5%以上利下げすると見込む向きが84.3%もあります。

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利下げするといのは景気が良くないからであり、市場がそれを見込んでいるということは、経済の流れとしてはリセッションに向かっていると見るべきなのかもしれません。

株価は景気に対して6ヶ月から9ヶ月先行すると言われています。2019年後半に景気が減速するとしたら、2018年末から2019年にかけての株価の下落はこの辺の動きを織り込んでいたのかもしれません。

だとすると、最高値更新中の米国株は今後の景気回復を見込んでいるのかもしれません。

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