概要
closed-end-fundです。
公式サイトには、マーケット価格と1株当たりの純資産が表示されています。2018年6月16日時点の情報では、株価は$17.29、NAVは$14.65、プレミアム/ディスカウントは+18.02%となっています。
これはファンドの1口当たりの終値が$17.29、1株当たりの純資産は$14.65なので、純資産に対して18.02%のプレミアムが上乗せされて取引されているということを示します。
実にわかりやすいですね。極端なことを言えばNAVを下回っていたら買えばお得に買うことができるわけですが、実際はそんなに簡単にはいかないでしょう。ただ、NAVを大幅に上回って取引されるようなら何か注意が必要なのかもしれません。
投資国トップ3は米国が76%、UKが6.7%、アルゼンチンが3.8%となっており、大半が米国の資産に投資しています。
債権の残存期間ですが、トップ3は20年から30年物が28.24%、15から20年物が14.11%、7から10年物が13.96%となっており、中長期から超長期のものの組み入れ比率が高い状態になっています。
投資先のレーティングについて
トップ3はB以下のものが24%、レーティングなしが21%、BBBのものが20%となっています。
レーティングが低いものへの比重が高いです。
債券の発行主体について
政府系が16.47%
企業の債権が 58.97%、資産担保証券が17.10%、政府系債権が16.47%となっています。
キャッシュが-62.07%とあるので借入を行ってレバレッジをかけていることがわかります。
Ex Date Income S/T Cap
Gain L/T Cap
Gain Return
Cap Total
06/08/2018 0.1263 0.0000 0.0000 0.0037 0.1300
05/10/2018 0.1263 0.0000 0.0000 0.0037 0.1300
04/11/2018 0.1272 0.0000 0.0000 0.0028 0.1300
03/09/2018 0.1242 0.0000 0.0000 0.0058 0.1300
02/09/2018 0.1272 0.0000 0.0000 0.0028 0.1300
01/11/2018 0.1242 0.0000 0.0000 0.0058 0.1300
12/08/2017 0.1215 0.0000 0.0000 0.0085 0.1300
11/10/2017 0.1269 0.0000 0.0000 0.0031 0.1300
10/12/2017 0.1240 0.0000 0.0000 0.0060 0.1300
09/08/2017 0.1256 0.0000 0.0000 0.0044 0.1300
08/09/2017 0.1300 0.0000 0.0000 0.0000 0.1300
07/12/2017 0.1300 0.0000 0.0000 0.0000 0.1300
直近一年の分配金ですが、2017年8月から Return Capが計上されています。
これは出資した資金を分配金として分配している、いわゆるタコ足配当です。
分配金のブレを抑えるために一時的に行う分にはまあ仕方ない気がしなくもないですが、
一年も続けているとなるとどうなんでしょうかね。